「智世ロボット」は数千万元のエンジェルラウンドによる資金調達を受け、四方向移動ロボットに基づくスマート倉庫保管ソリューションプランに重点を置く
時間:2023-01-04 ソース :上海智世ロボット株式会社 クリック数:204二流

36Krによると、四方向移動ロボット及び次世代スマート倉庫保管ソリューションプロバイダーとしてので上海智世ロボット株式会社(以下、「智世ロボット社」という)は、数千万元のエンジェルラウンド融資を完了したと発表しました。今回の融資は聯創永宣社が独占的に投資し、滄瀾資本社が財務顧問を担当しています。今回融資した資金は主に製品の研究開発、市場開拓、チームメンバーの充実に使われます。



智世ロボット社は2019年7月に設立され、倉庫設備の研究開発に従事しており、スマートで高効率かつ柔軟な立体倉庫保管ソリューションを提供しています。当社のコアチームは2013年よりスマート倉庫設備の研究開発に従事しており、2015年には初の四方向スマート移動車の発表に参加しました。倉庫業界において、長年にわたる中心となる問題点をよく把握し、倉庫の応用シーンに応じて、標準タイプ、超薄型、重荷重用タイプ、カスタマイズタイプなどの四方向移動ロボットシリーズ、高精度リフト及び管理・制御・デジタルツインを行うスマートソフトウェアプラットフォームを開発しました。

四方向移動ロボット業界において、ソフトウェア・ハードウェアのフルスタック開発と納品能力を備えている企業は極めて少ないため、当社は倉庫運営効率と在庫を真に高く集約できる製品とプログラムを開発しており、お客様のために、より高い標準、より高い安定性、より耐久性、より強い適応性を備えた四方向移動ロボットとその附属製品とソフトウェアシステムを作成することに力を入れています。

「倉庫保管ロボットにはさまざまな種類があります。例えば中には、AGVがより広く知られており、主に搬送と仕分けの作業を行うのに対し、当社が四方向移動ロボットに主力を置き、荷物を預け、取り出すなど一連の操作を行っています。」智世ロボット社の劉少偉COOは、「これまで業界における一部の過渡的なソリューションと比べ、当社はより信頼性の高い製品を作り、当社の製品がインテグレーターを通じてエンドユーザーにスムーズに納品し、応用シーンに応じられ、取引先とエコパートナーの信頼に値する倉庫用ロボット会社になることを目指しています」と36Krに語りました。


智世ロボット社は設立当初、従来の四方向ロボットの不足を回避するために、車体の油圧と機械構造に対する深い認識に基づき、次世代四方向移動ロボットの車体、リフト、付属ソフトウェアを全スタックで独自に研究しました。

劉少偉氏はまた、過去10年間にわたる経験により、智世ロボット社は一貫して自力革新を堅持しており、2020年には第1世代の機械式ジャッキアップ型四方向移動ロボットを発売し、同年に最初のベンチマークプロジェクトを取得したと紹介しました。その後2022年に中国初の超薄型四方向移動ロボットを発売し、ロボットの高さを120ミリにしました。これも現在の革新的な薄さの四方向移動ロボットとなっています。

また、智世ロボット社は現在の業界ではより速いステアリング速度、より重い荷重、より薄い車体を持っているという。30件余りの発明、実用新案及びソフトウェア著作権を獲得しました。2021年に中国ハイテク企業、上海ハイテク成果転化、ISO9001品質体系などの認定を受け、2022年度には上海市革新基金プロジェクトとして認定されました。

ここ数年来、全世界にわたり、スマート倉庫保管市場はすべてスマート化中の急速な成長期にあり、Allied Market Researchのデータによると、2023-2031年、全世界にわたる倉庫自動化市場規模の年間複合成長率は15.3%になり、2031年には576億ドルに達すると予想されています。また、GGIIのデータによると、中国におけるスマート倉庫保管市場規模は2025年に2,250億元に達し、2028年には3,400億元を超えると予測されています。

中でも、特に倉庫保管の高度スマート化時代の高い保管密度の環境では、四方向移動ロボットの優位性がより際立ち、スマート立体倉庫としての三次元空間内における任意の保管棚の保管とピッキングという需要を満たすことができます。GGIIが発表したデータによると、2022年に中国の四方向移動ロボットの出荷台数は10,200台で、今後3年間の平均成長率は30%以上に達し、2025年までに出荷台数が2.3万台を超えるという。中国における四方向移動ロボット及び関連ハードウエア/ソフトウエアはまもなく数百億の市場規模に達すると業界に予測されています。

コロナ禍は当社の市場化普及にある程度影響を与えましたが、当社のロボットは依然として多くのお客様の愛用を受けており、納品も100%満足していただいています。そして今年は新商品シリーズの発売やコロナ禍の終息などにより、当社全体の受注は7-10倍急増し、その多くは海外からの受注です。

下流市場における需要の急増に対応するために、当社の本部を浦東から閔行の上海馬橋人工知能革新試験区の全く新しい拠点に移転し、また昆山の陸家鎮スマートロボット産業産業園に5千平方メートルの一戸建て工場を建設しました。昆山周辺の整った機械加工サプライチェーンにより、年間1000台以上に上げるという生産能力を効果的にサポートできると劉少偉氏が紹介していただきました。自社工場とサプライチェーンの管理も智世ロボット社の製品の良品率を大幅に高め、お客様からの評価と満足度が業界の先頭に立っています。

また、智世ロボット社は今年から海外市場への進出計画を本格化させており、中国内の取引先と受注が引き続き増加しているほか、東アジアや東南アジアなどの各地域にも進出していく予定です。また、当社は今年第3四半期にCE認証を取得する予定で、当社の四方向移動ロボットはヨーロッパの代理店を通じて地元で直接販売することになります。

出所:36Krによる記事

各倉庫により大きな価値を作り出させる
智世ロボット社に連絡して、高密度、高効率かつ柔軟な倉庫保管ソリューションを獲得